松竹座の『ガブリエル・シャネル
予想より良かったです。
どんな予想や!ですが・・・
申し訳ないですが、脚本・演出家の方を詳しく知らないんですが、場面展開も面白くて!
2部はちょっと・・でしたが、休憩35分を入れて3時間30分。
母が「そんな長かったか?」ってゆうぐらい。
全く舞台に興味がない母ですから、1部の途中で寝てましたけど・・
2部はしっかり観劇してたはず?
大地さんのオーラが凄かったです。
この舞台は、彼女でないとできない役やった気がします。
12歳から(やったかな?)晩年まで、完璧に役になりきってましたね。
年齢と共に発声を変えるのは当然ですが、動きも流石!
ただ、シャネルに大地真央の影が見え隠れするのは・・
たぶん、苦手やから気になるんやと思いますが。
もうちょっと歌があるのかと思ってたけど、3.4曲やったかな?
あんまり覚えてませんが、流石に上手い。
彩輝なおさんも10代から晩年まで演じられてましたが、これも上手い!
やっぱりトップスターは違います。
綺麗やし、立ち姿ももちろん美しい!
彩輝さんのちょっと男役風の台詞。
一言だけやったけど、受けてたし懐かしさも。
高橋さんも美しいけど、歌はね〜
もう一息だと思いました。
で、今井さん。
いい声をされてますね。
ただ、口跡はちょっと・・
特に最初と語尾が聞き取り辛かった。
大地さん、彩輝さんはもちろん、升さんも口跡が美しくて。
他の出演者も舞台慣れされてるから?聞き取りやすいかたばかりなんで、ちょっと気になりました。
歌もね〜
舞台の歌唱とはちょっと違う感じでした。
大地さんとのデュエットは、もうちょっと頑張って!
再々公演があれば・・期待したいところです。
で、で、めっちゃ凝った舞台って思ったら、美術は妹尾河童さん。
素敵でした!
衣装もシャネルが舞台ですから、当然なのかもしれませんが、綺麗でした!
半田悦子さんが担当されてたんですね。
どの場面もほんと素敵でした。
振り付けは名倉加代子さん。
知ってる名前を見つけると安心します。
3階からの観劇でしたが、観やすい劇場ですね。
花道をもっと使って欲しかったけど。
カーテンコールもなかなかの演出。
リピーターが拍手をリードして。
もちろん、公演中もいい場面では拍手が。
このへんは、舞台を知ってるリピーターが多いと良いですね!
母は慣れずに戸惑ってましたが。
カーテンコールですが、大地さんの超豪華なドレスで締めくくり。
初めての人は帰る準備を。
もちろん母も。
そこで、スタンディングが始まって、1回目のアンコール。
2回3回と続き。
3回目から大地さんを除いた出演者が、両手まっすぐ上げて、その手を左右にふる挨拶。
会場も揃えて!
なかなか綺麗に揃ってました。
母も一緒にやってました。
4回目のカーテンコールが終わって、やっとアナウンスが。
一体感があったカーテンコールでした。