孫板で5/29(火)の読売新聞(都内版)の朝刊に掲載された安倍さんの記事『「自分を取り戻せる場所」ふるさと室蘭』をいただきました。
いつもどうもです。


生まれ育ったのは、市内の東側で海に近いところでした。

3姉妹の真ん中で、いつも妹の手を引いて、山、川、海で遊んでいました。(登別市との境を流れる)鷲別川が近くにあって、河口近くで素潜りをしたり、はだしで走り回ったりして、夏場にはクラスで一番日に焼けていました。

地元にいたころは、あまり他の街を知らなかったからわからなかったのですが、離れてみて、本当に自然の多いところで育ったのだなと感じています。

冬はとても寒かったのですが、外で遊んでいたので、いつもしもやけだらけでした。降ったばかりの雪が日に照らされて、キラキラと光る姿がきれいでした。小さいころは、その新雪の上に寝そべって、人の形を作って遊んでいました。

歌手になろうと意識したのは中学2年のころ。女の子2人でバンドを組み、友達が住んでいたアパートの屋上で演奏したこともありました。高校生になってテレビ番組のオーディションを初めて受け、それを機に上京しました。まだ15歳で、モノレールや東京タワーなど見るもの全てが驚きでした。東京は同じ日本にあって、同じように時間が流れているのに、何か急いでしまったり、焦ったりしてしまう雰囲気がある。それは今でも感じます。

モーニング娘。」時代に、「ふるさと」という曲と出会いました。田舎から出てきて東京で独り暮らしをする女の子のことを歌ったもので、自分にはとても大切な曲です。コンサートで大勢の皆さんの前で歌っていても、ありのままの自分に戻れます。この歌を歌うと、実家近くの公園のベンチで見上げた広い星空を思い出すこともあります。

今年で「モーニング娘。」としてデビューしてから10年目になります。年に2回は帰省していますが、最近になって「ふるさとがあるっていいな」と深く感じるようになりました。

新千歳空港に降り立って、澄んだ空気を吸い込むと「帰ってきた」と実感できます。車の渋滞や人込みもない、ゆったりとした時間が流れています。これが自分のテンポに合っていて、癒されますね。生まれ育った街は、本来の自分を取り戻せる場所だなと思います。


CDやコンサートの記事以外で ふるさとの想いを語る記事を載せてもらえるのは流石「室蘭の星」ですね。
孫板にも書いたんですが 読売新聞からやと24時間TV関連?と思ってしまうけど,今年は記念隊で大阪にいるんですよね・・。
中継でなにかしてくれるとも思えんし,まさかコンサート前の朝 出番があるとも思えんし・・。
今年は全く記念隊メンバーは参加できんのかな?